レトロなのに新しい?!~洲本城下町の最も熱い2日間~2015秋編
2017/04/19
海月館ブログスタッフのやまぐちと申します!
どうぞ「やまちゃん」と呼んでください!(ありがち)
これからどんどん海月館や洲本、淡路島の情報を発信していきたいと思います。
よろしくお願いいたします!
海月館から徒歩圏内にある、昔ながらの城下町の風情を残す街並みに、古民家が立ち並ぶ細い路地があります。
その名を「レトロこみち」。
以前も当ブログにて紹介したこの路地は、近年レトロな雰囲気の雑貨屋さんや飲食店が立ち並ぶ最新観光スポットとして発展してます!
このレトロこみちにて、先日10月17日・18日
「レトロなまち歩き」と称する、一大街歩きイベントが開催されました。
元々レトロこみちに店舗のあるお店に限らず、淡路島中から雑貨・フードのお店が集まってくるこのイベントは
今回で8回を数え、年々拡大する淡路島でも注目のイベントとなっています。
そしてわたくし、先日のレトロなまち歩きに参加して、レトロこみちを端から端までの散策してきました!
今回はそんなやまちゃんが「レトロなまち歩き」を入念レポート!
参加していない方にも、どのようなイベントか感じていただけたらと思います。
そもそもどこにあるの?
そもそもレトロこみちがどこにあるかわからない!という淡路島外の方にまずは場所をご紹介!
目汁地としては洲本市のランドマーク、イオン洲本店とエディオンの間の交差点、
「淡陽信用組合」の看板を左にまがわります。
交差点を曲がってすぐ一本目のT字路を右へ(曲がった先の道路は逆方向の一方通行になっているのでお車では曲がれません!)
その先を進んで一本目のT字路を左へ曲がると…
レトロこみちがはじまります!
路地が非常に狭いので、お車でお越しの方は周辺の駐車場にお車を停めてお越しください。
海月館からは約徒歩10分の距離になります。
実際どんなところが魅力的なの?
レトロなまち歩きの魅力…それはズバリ
「古さと狭さと新しさの融合」、だと思います!
洲本市は元々城下町として栄えた地域で、特にレトロこみちのある中心部は特に昔からの古い建物や細く入り組んだ路地が多数存在します。
一件現代的な便利さから外れたような場所にも見えますが、
「古さ」と「狭さ」を「レトロさ」と「コンパクトさ」と再解釈し、新しい感性を取り入れていくことで
わずかな空間の中にレトロさと新しさを凝縮し、同居させた魅力を持つのがレトロこみちという場所です。
レトロこみち中心部の狭いながらもにぎわう路地
古民家を活かした雑貨の展示販売
このイベント「レトロなまち歩き」は、そんなレトロこみちのあり方をさらに推し進め、
淡路島中から集まってきた新しい感性を持ったお店やアーティストがレトロでコンパクトな空間に一挙集中することで
元々レトロこみちが持っていた魅力を最大限に表現するイベントなのです!
それでは実際にレトロなまち歩きに参加してみましょう!
レトロこみち前半~北側~
レトロこみちは全長数百メートルの短い路地なのですが、周辺の商店街なども含め、
合計99店ものお店がレトロなまち歩きに出店しています!
手芸倶楽部栄
まずレトロこみち入ってすぐ、手芸品のお店「手芸倶楽部栄」
レトロな看板の味わいに加え、昭和の香りのするタバコ屋の店頭がいい感じです。
タバコのディスプレイには今は紙人形が展示されてました。
サリーと淳一
少し進んで謎のTシャツを発見…
大阪卍固め…?
大阪のおばちゃんがシュールすぎるこのTシャツ
どうやら最近淡路島へ越してきたサリーさんと淳一さんのお店のよう。
シルクスクリーンなどのアート作品のお店だそうです。
こころよくお写真のお願いを受けていただきました。
サリーと淳一 http://sallyhancox.co.uk
淡路島 多肉工房
最近人気の多肉植物がたくさん並んだお店。
駐車場一杯に多肉植物が満載でした。
淡路島 多肉工房
他にもたくさん通りいっぱいにお店が立ち並んでいます!
お店ごとに振り分けられた店番号の札も木製でかわいいですね。こだわりを感じます。
思わず建物の間の水路とか撮ってしまう…
レトロこみち中盤~中心部~
レトロこみちの中心に近づくと、もともと普段から店舗のある飲食店が増えてきます。
評判のお店も立ち並ぶ注目スポットなんです!
フクスケ亭
レトロな構えのサンドイッチ屋さん。
店先のぶたくんにもあいさつ。
この日はお祭り用テイクアウトメニューがありました。
ここでランチをテイクアウト。
上から、ローストビーフサンド・シーザーサラダサンド・クラブハウスサンド。
実は何度もお世話になってる常連なんです。
味は相変わらず絶品。美味し!
たねさんs kitchen
以前当ブログでも紹介した自家製釜焼チャーシューのお店。
専用ロースターで焼き上げる、本場の味が人気のお店です。
こちらも本日はテイクアウトメニュー。店先に列ができるほどの人気でした!
たねさんs kitchen http://www.facebook.com/
シフォンケーキMint
洲本市内でも人気のシフォンケーキ屋さん。今回はイベント用に出店しています。
淡路島の人気の卵、北坂養鶏場の新鮮卵と淡路島牛乳を使ったシフォンケーキが人気。
スタッフさんのお写真を撮らせていただきました。
めっちゃ恥ずかしがられたので、5テイク目の写真をアップ!
お忙しい中失礼いたしました!
シフォンケーキMint http://www.chiffon-mint.jp/
本部・洲本オリオン
レトロこみちの中心、オレンジ色のカラフルなペイントがキュートなレトロこみちの象徴、映画館「洲本オリオン」。
前にはイベント本部のテントも設置されていました。
洲本オリオンは現在通常は休館しておりますが、イベント会場として現在も活躍中。
この日は映画上映イベントとしてディズニー映画「インサイド・ヘッド」が上映されていました。
大ヒット映画ということもあり、ご家族連れなどで大変賑わっていました!
アワジしましねま https://www.facebook.com/awajishimacinema
洲本オリオンの裏は、淡路島名物のはもと玉ねぎを使った天丼の販売コーナー。
目の前で揚げる天ぷらは絶品!
美人のお母さんたちもハイチーズ!
ここで洲本市のシンボル、洲本城天守閣をモチーフにしたゆるキャラ「みっくマン」が登場!
祭りの熱気にあてられて思わず記念写真を撮っちゃいました!
大の大人のTPOをはばからないお願いに、スタッフのお兄さんも「お兄さんが撮るの?!」と驚かれました。
ゆるキャラグランプリ:みっくマン http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00001272
そうこうしているうちに、だんじり歌のパフォーマンスが開始。
だんじり祭りの掛け声として歌われたこの歌、消えゆく伝統を前に有志が集い、伝承会が結成されたそうです。
力の入った大迫力のパフォーマンスに驚愕!
島の手作りジャムの店 とらかめ舎
男らしいだんじり歌とは対照的な雰囲気、すぐそばではジャムのお店「とらかめ舎」では淡路島の特産を活かして作ったジャムが販売されていました。
島のかんきつ・いちじくなどのフルーツ、ミルクなどを使ったジャムは容器もちっさくてかわいらしい仕上がり。
タグに描かれたとらとかめのイラストもキュートです♪
こみち食堂
昔ながらのあたたかみを残す「こみち食堂」ではおはぎやたこ飯などがテイクアウト販売。
ここでたこ飯を買い、さっきのはも天丼や周囲の屋台のフードを喫食。
どんだけ食べるねん!とのツッコミはお控えくださいませ!
レトロこみち周辺~コモード56商店街~
ある程度レトロこみちを進んでいくと、途中でアーケードの商店街と交差します。
コモード56商店街と呼ばれるこちらの商店街も、近年再開発が進み、
昔ながらの店舗のリフォームや新規ショップの開店が続いています。
淡路島アートセンター×pu ra re:
淡路島で数々のアートイベントを企画している「淡路島アートセンター」と淡路島のお母さんたちの手作りアイテムを
アーティストの作品や、
レトロこみち後半~南側~
コモード56商店街との交差点を過ぎると、レトロこみちも後半。
レトロこみちの中でも比較的新しいお店の開店が続いている区域です。
レストラン Ruelle リュエル
先日オープンしたレストラン。
この日は焼きたてパンのテイクアウト販売です。
バー エトワール
リュエルのとなり、古民家の立ち並ぶ路地にそぐわない
ビシッと決まったスーツ姿の男性が登場!
本格バー「エトワール」のマスターです。
日々培ったカクテルの手腕を今回は生絞りオレンジジュースづくりに全力投球!
めったに味わえないぜいたくです!
このあたりは出店のない古民家もいくつかありますが、ただそれだけで雰囲気たっぷりです。
着物でアンケートを集めているボランティアスタッフに遭遇!
レトロな街並みにぴったりですね。ご苦労様です!
淡路百彩
レトロこみちの終点、角には「淡路百彩」
アンティークな小物・食器・オモチャなど江戸時代から昭和レトロまで、懐かしい物をたくさん取り扱っているお店です!
アンティークな小物の数々が、タイムスリップしたような気分にさせてくれます…。
他にも、農作物や雑貨の出店が立ち並んでいました!
あまりにたくさんありすぎて全部紹介しきれなくてごめんなさい!
このレトロなまち歩きは現在進行形でどんどん大きくなっているイベント、こんかいもこれまでで最大数の参加者を記録し、
次回はさらなる規模のイベントになることが予想されます!
次回は2016年春を開催予定とのこと。
紹介しきれなかった数々の魅力はぜひ次回ご自身の目でお確かめください。それではまた!
あっ、みっくマンや!
レトロなまち歩きブログ http://sumoto-retro.blogspot.jp/